SICP
Structure and Interpretation of Computer Programs (MIT Electrical Engineering and Computer Science)タイトルの頭文字をとってSICPとか、魔術師本と呼ばれてます。ソフトウェアの設計、構成法の本質を学ぶなら、この一冊かもしれない。表示の魔術師の絵がなんとも魅力的。プログラミング言語の説明本はたくさんあるけど、プログラムの部品の作り方、組み合わせてプログラム全体を構成する方法を説明した本は数少ない。この本がまずは決定版ではないだろうか。まだ私も7割がたしか読んでませんが、オススメです。
Welcome to the SICP Web Site (Structure and Interpretation of Computer Programs )SICPのオンラインページ。この本は英語ならこのサイトで全文読めます。
『計算機プログラムの構造と解釈』ぺた語義:京大における Lisp を使ったプログラミング教育 京大でLISPを教えているのは、LISPプログラマを養成するためではないそうです。「プログラミングというのは、単に与えられた問題をコーディングする技術でなく、計算機科学の成果であるさまざまな概念や機能を駆使できる能力である。この意味で、講義で採用しているSICPは、きわめて適切な教科書である。」SICPでLISPの方言であるSchemeで解説しているので、LISPを使っているというわけです。本文では、「SICPは、これらを単に概念として紹介するのではなく、Lispでどのように実現されているかを具体的に解説している。」とあります。Lispってのは、シンプルにいろんなことを実現できるので、仕組みの説明にすごく向いていると思います。この記事は、プロ組ラング言語を理解してだけでは、プログラミングには不足なのだと言っている、いい記事ですね。計算機科学の成果をしっかり学ぶことが大事だという点、同感です。
CS 61A Home PageUniversity of California BerkeleyではSICPの内容をプログラミング言語をPythonに変えて教えてるみたいです。講義ノートもあります。
6.S184 - Zombies drink caffeinated 6.0016.01 Homepage / Spring 2012もともとSICPだった講義は内容も改められ、やはりプログラミング言語をPythonになっているようです。
本当のプログラミング初心者がSICPを読んではいけない三つの理由いまSICPを読むのは時間の無駄ほんとかなあ
本の虫: MITがSICPを教えなくなった理由こちらはSICPの教師によるコメントだから説得力があるがSICPの価値はそれでも価値はあると思う。
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